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読書百遍

一冊百回、一月百冊

【読書感想文】年収90万で東京ハッピーライフ その2

今日は隠居が見た社会問題について

※師とは著者の事

※引用中同書は年収90万で東京ハッピーライフのこと

 

 

 

まずはちょっと長いですが、こちらの引用から

 

 たまに外出先で、どうしてもお腹が空いて、知ってるお見せも近くに無いと、ファーストフード点に入ることがあります。

そして大体面白いです。

何が面白いかというと、そこにいる人がどうやって食べ物を食べているのかを観察することです。ほとんど機械的に食べていて、あんまり噛んでなくて、ひたすら飲み下すだけの人、多し。喉ごしを楽しんでいる。ざる蕎麦じゃないんだから。スマホいじりながらとか、ゲームしながらとか、食べ物に目もくれずに、思いも馳せずに食べる。「いただきます」も、「ごちそうさま」もない。

こういうとき、たべるってなんだろうなー、と思う。

(中略)

ちょっと食べることを蔑ろにしすぎてないだろうか、私を含めた現代人。

同書P68~69

 

 ここから何が読み取れるだろうか。

 

・食事は外食するもんだ

同じ値段を出すなら自炊した方が栄養バランスよし、うましな食べ物を食べることが出来る。

無職が保証する。(冬は野菜高いけどね…)

 

料理が嫌いな人が増えたのか?

料理する時間もないほど働いているのか?

料理する気力もないほど働いているのか?

料理の方が結果として高くつくのか?

 

スマホいじりながら、ゲームしながら食事

これって、人と会っているときに顕著に感じる。

なぜ人と会っているのにスマホいじってるの?私と会うよりスマホみている方が楽しいなら

私に話しかけないでください。

 

食事中の時間がムダと思われているのか?

依存症なのか?

仕事をしているのか?

食事に興味がないのか?

 

 

師の前著で「昔はあまり外食するってなかった気がする」ともあり、現在どうしてここまで外食産業(特にチェーン店)が栄えているのだろう。

これは軽く考えて終わらせない方がいい。

現代人働きすぎ問題

家族揃ってご飯食べない問題

いただきます禁止問題

スマホ依存症問題

その他諸々

日本が抱える社会問題の縮図をギュッと凝縮した一節だと思う。

 

著者はすごい暗喩を仕込んでいるなぁ、と驚くなり感心するなり

そんな一節でした。

 

 

もう一つ引用から社会問題を考える

 

少し前置きの話として、著者が通っていた中学では、マフラー着用禁止のルールがあり、それ意味分からん。という所から以下の引用文につながる。

 

ルールって本当意味分かんないことが多い。ルールが出きるからには「こうした方がみんなが暮らしやすい」みたいな理由があるはずで、その理由が実生活で成立しなくなってたら、守る意味ないと思うんですけど。必要な鋳物を守りつづけることで、逆に今暮らしにくくなっちゃってるじゃん。誰のための、何のためのルールなのか。めんどくさくても、いちいち考えた方がいいんじゃないでしょうか。

同書P55~56

 

ここからなにが読み取れるだろうか。

 

・世間のルール(常識)は本当に必要なものだろうか。

法律故に生きにくくなっていないか?

規則故に非効率な業務はないか?

世間で言われている常識は誰のためのものか?

・なぜ意味分からんルールが残るのか

誰も改善しないから?

みんな理由は知らんけどルールは守って当然と思考停止しているのか?

 

そして同書の別箇所でも書いてあるんだけど、

全員が週5日で働くべし!ってのも変だよね。

いや、なぜ週4日で給料2割引!みたいな仕事がほとんどないのかの方が逆に疑問。

確かにすべてをテンプレにしてしまうと楽ではあるんだけどね。

 

 

ここから読み取れる社会問題は相当深刻で

ルールを変えるリーダーの欠如

(不合理な)ルールを変えない方がいいという既得権が強すぎる

全体主義屋さんの同調圧力が強い

といった所。

 

 

 

 

 

その他同書からは多数の社会問題を「私はこっちの方がラク~」とお気楽に語る風を装って、

問題提起をしている。

暗喩のプロか!

 

 

といった所で今回の読書感想文はおしまい。

 

 

 

 

 

前回の記事はこちら

【読書感想文】年収90万で東京ハッピーライフ その一 - 読書百遍

前作の記事はこちら 

【読書感想文】20代で隠居 その1 - 読書百遍